音楽のカルチュラル・スタディーズ(1)

音楽社会学

=音楽の体系的社会学

=「社会的な要素」❣️を通じて、音楽的な価値や内容を説明しようとする学問。 >

語義)

・「社会的な要素」❣️(:社会の成立に必要な成分)

                         例)学校・ミュージアム・政治

         金融・菅首相・嵐等等…

1、[芸術社会学<ー>美学、対比する目的]

>刹那的で主観的とみなされがちな芸術上の、そして美学上の学究心を社会学的に追求すること。(芸術社会学の立場から…)

>芸術作品の自立性や美的判断の主張を批判すること。(芸術社会学上の立場から…)

 

2、[芸術社会学・美学、厳密な定義]

・芸術社会学(経験主義的。特定の事例について研究。)

:社会的人間作品(芸術作品という「人間の創作物」について社会的な視点から表現したワード)の社会学的研究。

・美学(理論的…。)

:芸術作品の芸術そのものとしての研究。

:美の本質・原理を研究する学問。

 

3、[音楽社会学が全面的に否定するもの]

>特定の芸術作品についての精神主義的で聖人伝研究を思わせる美学的な論評が幅を効かせるような、大作や天才だけを対象ならした私たち大衆・オーディエンス(・=聴衆)の芸術世界。

 

4、[芸術社会学

<使命>

芸術の生産・拡散・受容の社会的条件について説明すること。

<特色>

「美学」に対してやや攻撃的…芸術が自立性を持つという「美学」側の主張を疑わしいものとみる。

<研究の対象>

・メインストリームの生産や複写

・しきたり     ・専門家と研究者

・物理的な規制   ・パフォーマンスの場と市場

・社会的消費のコードや慣例

<研究成果の発信の媒体(=発信の手段・メディア)>

・もっとも物理的な「システムや装置」

・土地の特有性・制度的な配置・批判的な言説といった、集団的な認識の枠組み。

・「芸術」と呼ばれる独立した領域の存在そのもの。

<まとめ>

このように、研究者たちは、「人間のアイデンティティ・身体・主観」の厳密な検討を通して、芸術と大衆の「相互的な」、そして「異種♡としての」関係性を想像させるような、媒体による「実践的な」そして「学術的な」、理論成果を創り出してきた。

 

[むね's コメント]

音楽を学術的に分析・理解していく。その作業について、私は凄く好奇心を持ちました。、「ファッション」とか「気晴らし」の、そして万人が強く惹かれる「ミュージック」を自分も楽しみたい…コアなファンなんだと自信を持って言えるほどに極めたい…広く胸を張って「趣味は音楽!」と声を上げて叫びたい…そして吉田のなかでの究極的な理想では、音楽業界の関係者と強いパイプを構築して、より音楽ジャンルを我が物化?したいとさえ思いました。そしてその決意の中で、私はコスパ(=時間的・金銭的費用対効果)の良い音楽活動を探しました。アニソンDJ、音楽療法士、音楽ブログ10万pv奪取等、色々可能性を探してみました。そして今指す一手は!、著書「音楽のカルチュラル・スタディーズ」のノート学習です。もう若くはないとはいえ、音楽については駆け出しのペーペーです。一歩一歩着実に進んで行こうと思っています。

・コアなファン(=情熱的なファン、<=>にわかファン)

                  了